自転車警ら中の守村巡査

自転車警ら中の守村巡査





重垣:「三丁目の夕日」を思わせる、昭和20年代後半〜30年代の街並みを、自転車で警らする守村義衛巡査の姿を、VIPERさんに描いていただきました。
守村:「警察署史編纂史料」では坂下交番勤務の、守村です。警らの種類や方法については、「警察署史編纂史料」の「警らあれこれ」で触れたとおり、受持区が広かったり、現場に急行しなければならない場合などに、自転車を使います。
重垣:ところで、荷台の黒い箱には、何が入っているんですか。
守村:状況や任務によって変わりますが、事件事故の一件書類を作成するのに必要な書類と機材、巡回連絡の場合は巡回連絡簿を入れています。最近では荷台の雑具箱だけには入りきらないので、別個に鞄を持っていく場合もありますがね。
重垣:いやあ、ほんとうに当時の雰囲気が出ていますね。
守村:この点では、描いてくださったVIPERさんにも感謝です。このときは、夕方、道路で遊んでいる子供たちがいたので、道路で遊ぶのは危ないし、早く帰るよううながして、また警らを続けました。
重垣:メカが描けるVIPERさんも、自転車はメカに入るのか、首をひねられたでしょうね。
守村:その点は、毎回考えるところです。自転車もメカなんでしょうかねえ…?(腕時計を見て)さて、そろそろ警らを続けないと。
重垣:お引止めしたようで、すいませんね。
守村:いえいえ。とんでもない。さっきもいったように、そろそろ夕方になりますから、重垣さんも早めに引きあげたほうがいいですよ。このへんは、街灯がないですから、日が落ちると真っ暗になるうえ、足元も悪いので、画材道具を持って転んだら、大変ですよ。
重垣:ええ、ご忠告に従って、撤収します(スケッチブックを片付けながら)このイラストは、作者がOMCを通じ、クリエータのVIPERさんに描いていただいた作品です。無断転載、無断リンクは、禁止します。
守村:著作権法には、十分留意しましょう。