サンディと特機課
〜悪の組織を壊滅せよ〜
VIPER版

重垣:「白昼夢」シリーズ外伝、「特機課、サンディと特・戦悪役対策室」の挿絵を、VIPERさんに描いていただきました。
大滝:これが、高村・宗村コンビがあえて身を引いた理由である、極度の感情移入をした場合のシナリオです。
実藤:特機隊のマシンは一回サンディに壊されているんだが、特機隊の隊長、高美さん…、いや、今回は犬飼高美警視殿が熱くなって、サンディを元の大きさに戻すのだと、特機隊に加えて、俺らの所属している特撮・戦隊物悪役対策室にも出動を命じたわけ。
サンディ:シナリオでは省略しているんだけど、一連のシリーズで描かれたように、さんざん大暴れしたあと、調査対象にしないという条件で、あたしは、警察に投降したんだ。特機隊に身柄をあずけられて、留置場は格納庫。隊長の高美さんが直々に事情聴取したとき、あたしが身長19.4メートルにされた理由を聞いたとき、高美さん、怒ったの怒らないの。「人の弱みにつけこむ奴らは生かしちゃおけない。あなたを元の大きさにもどして、リングに立てるようにする。マシン?あんなの壊れたってかまやしない。人の命のほうが大切だ」ってね。
重垣:犬飼さんらしいセリフですね。ですが、これだと高村・宗村コンビが身を引かなくても、結果は同じになっていませんか?
大滝:高村・宗村の二人だったら、その場で意気投合、そのままサンディと三人で悪の組織の基地に突入しかねないので、シナリオとして違和感がないようにしたわけです。
サンディ:このシリーズで何回か紹介してもらったように、あたしが大暴れしてマシン、ぶっこわしちまっただろ。だからせめてものつぐないに、あたしが対戦相手になって、特機隊のパイロットの練度向上に協力したんだ。それで、奴らの逮捕容疑も固まったところで、特機隊とあたし、それに特撮・戦隊物悪役対策室のみんなして殴り込みをかけたわけ。
大滝:無論、その間には特撮・戦隊物悪役対策室や特機隊が、サンディを10倍にした相手を探し出し、逮捕容疑を固める捜査を行っています。
重垣:で、逮捕容疑は?
実藤:破壊活動防止法と内乱罪です。
重垣:破防法に内乱罪!?(しばしの間)確かにこの手の秘密結社は、武力で日本国憲法で成立した政府を覆そうとしているわけですから、この二つの罪が適用されたとしてもおかしくないですが…。
大滝:それ以前に、凶器準備集合罪、殺人予備罪などでも逮捕できますがね、この手の連中は。
重垣:ショッカーなどに破防法が適用できるかの議論は別の機会にして、話を戻しましょう。
大滝:いやあ、出動中とはいえ、敵だったサンディさんと、特機隊のマシンが共に戦い、怪人や戦闘員を制圧していく姿には、見入ってしまいました。
実藤:すごかったもんな〜。俺も見入ったもの。戦闘員や怪人は、サンディと警察用ロボットの登場で戦意を失って、あまり抵抗してこなかったけどね。ちょうどイラストに起こしてもらったのは、全員を制圧して、サンディさんが「報復は成し遂げられた」とばかりに、ガッツポーズで決めた瞬間です。
サンディ:そんなにかっこよかったかい?
大滝:元のサイズに戻ったのが、惜しいぐらいです。絵になっていましたよ。
サンディ:10倍サイズになるのは、一回で十分だよ(笑)。それに大滝・実藤コンビだって、おさおさ引けをとらなかったぜ。拳銃片手に「突撃前へ!」ってやっている実藤、あんたは将校みたいだったし、警棒で方をつけていく大滝だって、様にになっていたぜ。
実藤:そんな、持ち上げられると照れますね。ま、とにかく、制服警察官が怪人や戦闘員を向こうに回して戦い、ノックアウトするのがこのシリーズの要なんです。
大滝:変身ヒーローや、専用のボディーアーマー、装備の部隊が怪人・戦闘員をやっつけるのも面白いですが、普通の制服姿の警察官が退治する。ここが「白昼夢」シリーズ、「粉砕伝説ジュリバン外伝」シリーズの重要な部分なんです。他の作品ではあっけなくやられる一般人のはずが、ヒーロー・ヒロインそこのけの活躍をする。そこがいいんです。
サンディ:ま、そのへんはあたしはなんともいえないけどね。
重垣:ところで、特・戦悪役対策室は、一世代前の警察官の装備品だけで、大丈夫なんですか。
大滝:『三国志演義』では、諸葛孔明が常に平服で戦場に出たとあるように、僕らの装備は、中に隠しています。
実藤:一見、一世代前の警察官制服に見えますが、ケプラー以上の防弾・防刃効果を持つ素材が使われているし、装備も一般警察官と同じように見えても、強化されています。今回俺はニューナンブの3インチモデルを装備しているけど、これだって、弾は一般用とは違うからね。一発の威力は、下手な現行11.43ミリモデルよりも、上だから。
重垣:警ら課に所属しているとばかり思っていたお二人も、特科部隊なんですね。
大滝:特科部隊ねえ…。『特・戦悪役対策室」も、発想は『トラフィック戦隊・アンゼンジャー外伝』の「M.U.D対策室」と似たり寄ったりなんだ。時空を超えて出向してきたキャラクターも、出そうと思えば出せるんだ。
実藤:そうすると、「M.U.D対策室」にダブってしまうので、省略しましたがね。機会があったら、出したいところです。
サンディ:さぁってと、元のサイズに戻ったら鍛錬しなきゃあね。心機一転、特・戦悪役対策室の内藤・近藤ペアといった、腕に覚えのある連中もいるからね。
大滝:僕らも、勤務に戻ります。
実藤:重垣さん、締めのセリフ、頼みますよ。
重垣:わかりました。このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを経由し、クリエータのVIPERさんに描いていただいた作品です。
実藤:著作権はOMC、利用権は管理人に帰属します。
大滝:無断転載、無断引用は、禁止します。
サンディ:著作権法違反で「逮捕されちゃうぞ」にならないようにな。