巨大女子ボクサー、サンディVS警察用ロボット、KO勝ち
〜テイク1〜

重垣:「白昼夢」シリーズ第199話『特撮に協力だ、レイヤーズ』とその外伝で活躍する、身長19.4メートルと常人の10倍にされた女子プロボクサーのサンディと、第一発見者の警察官役の大滝啓・実藤高明コンビを、ZENさんに描いていただきました。今回は、ボディーブローをコックピットに入れる瞬間ですね。
サンディ:人間相手なら、そうなるね。あたしのボディーブローでパイロットが気絶して、ノックアウトしたところを持ち上げたのが、「巨大プロボクサー、サンディ対警察用ロボット」になるんだ。
実藤:我々の配役は、前回と同じです。
大滝:見事なまでのボディーブロー。敵ながら天晴れとしかいえないシチュエーションに、言葉を失っています。ですが、金属の固まりにパンチを入れて、コックピットが凹んでパイロットが気絶するぐらいの衝撃を与えられるということは、別段悪の組織に強くしてもらわなくても、十分タイトルとれる能力があるんじゃあ…?
サンディ:そこをつい、「より強くなりたい」っていう願望に負けて、悪の組織に騙されてしまったのさ。衛恵やジュン・衛子、熱川、清水、内藤といった連中は、そういう邪念が入る余地はなさそうだけどさ。それに、楽して強くなろうとしたしっぺ返しをもろに食らっているからね。身長10倍なら、体重も10倍。何のタイトルも狙えないよ。
重垣:この手のロボットは、チタン合金や、未知の金属の使われた「超合金」といったように、普通の防弾鋼板ではない、特殊な金属が使われているという設定が多いですが、それでもやすやすと凹ませたうえ、持ち上げてしまうんですからね…。常人の状態の戦闘能力は、推して知るべしですね、まさに。
サンディ:そういうとこかな。ま、常人の10倍、モビルスーツの類と同じサイズになったあたしが、ロボットを次々とノックアウトしていくこのシリーズ、読んでいってくれよな。
大滝:現在、近過去を中心としてきた作者が、どこをどうしたわけか突然書き始めたシリーズですからね、「白昼夢外伝」シリーズは。そこでは、我々古参なのにかすんでいた、脇役陣が活躍します。
実藤:いつもは「現実直視路線、ネオ・レアレズモじゃあ〜」と言っている作者が、どこをどうしたわけか、ロボットは出すわ、特撮はやるわの作品だからね。(時計を見て)さて、そろそろ時間のようです。重垣さん、いつものセリフ、お願いします。
重垣:ネオ・レアレズモは、1940年代後半から60年代にかけての、ピエトロ・ジェルミの『鉄道員』や『刑事』といった、現実を直視し、庶民生活を描いたイタリア映画を指しますが…、現実直視という意味は、間違いではありませんね。それはともかく、締めのセリフを依頼されたので…。
このイラストは、作者がオーダーメイド・コムを利用し、クリエータのZENさんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、禁止します。