ある日のM.U.D対策室
〜拳銃!〜

重垣:東京モーターショーで演じられる、交通安全啓発の戦隊物「トラフィック戦隊・アンゼンジャー」の二次創作、「ある日のM.U.D対策室」の挿絵を、Akiyoさんに描いていただきました。タイトルには「拳銃!」とありますが、どういうシチュエーションなんでしょうか。
熱川:交番や地域課、交通課など警察署で勤務する警察官が、就勤前に、必要な装備を整えていて、すぐに使える状況か確認する、通常点検の最中さ。
清水:これは、「拳銃を出せ」で、拳銃嚢から取り出した瞬間です。このあと「弾倉を外せ」で自動式は弾倉を、回転式は輪胴を銃本体から外して弾を出し、このとき、点検官が回って、拳銃の状況を見てまわります。それが終わって「弾倉をはめ」で元に戻して安全装置をかけ、「収め」で拳銃嚢に戻します。
園田:と、文章で書くと簡単そうに見えるんだけど、M.U.D対策室は、時空を超えて出向しているから。僕は、鉄道公安官時代から使われたコルトM36、熱川と清水、夏実さんや美幸さんはニューナンブだけど、佐々木さんは旧軍移管の本家本元、南部十四年式拳銃だし、曽根さんは米軍移管のコルト・オフィシャルポリス、点検官をやることの多い高美さんはワルサーPPK、射撃教官兼狙撃班員の守川さんはコルト・ディテクティブ、湯浅室長はコルト・ガバメントだから、壮観だよ。
熱川:そうそう、予備拳銃としてスミス・アンド・ウエッソンM1917、二十六年式拳銃、ブローニングFNも、持っています。
重垣:M.U.D対策室は、日本で警察用拳銃として使われたタイプのほとんどを集めていますね。ところでなんで園田さんだけ、鉄道公安官なんですか?
園田:JR千葉支社が企画した、リバイバル・トレインの雑踏警戒の応援にM.U.D対策室も出動することになったので、どうせなら制服もリバイバルしようと、僕が鉄道公安官に扮することになったんです。よって、鉄道公安官から転出した、鉄道警察隊員から制服を借りてきています。
熱川:だから、いつもは出向してきた時代の制服姿の甲田さん、佐々木さん、曽根さんも、昭和43年式制服で勤務しています。
清水:ハシリーヤ将軍以下M.U.Dは、各地、各社の踏切で、遮断機が下りているのに無理やり突破したため、列車が緊急停止し、各線で遅延を起こさせています。今回も出没が予想されるので、我々や夏実・美幸コンビ、甲田、佐々木、曽根のトリオは、リバイバル・トレインの雑踏警戒にあたる鉄道警察隊の応援として、安野刑事と茜、黄子、葵と守屋姉妹、犬養巡査部長、成見巡査長はそれぞれ、大安全マン、シグナレィディ、ブルー・ユニッツに変身できるよう、準備しての出動です。
熱川:今回のリバイバル・トレインは、久留里線を首都圏色の朱色に塗った、キハ35系が走り、その脇を横須賀線色の113系が併走する、国鉄時代どこでも見られた光景を、復元するんだってさ。
園田:リバイバル・トレインと称して、動労千葉が、ビラを張ったり、スローガンを書きなぐった車両、通称「団結号」をスト突入一週間前から走らせるなんてうわさも、聞きましたけどね。
重垣:国鉄時代、鉄道写真少年からは嫌われた「団結号」も、リバイバル・トレインの企画に入るんですね…。ところで皆さん、時間は大丈夫ですか?
熱川:おっと、そろそろ俺らも行かないと。重垣さん、いつものセリフ、頼んだぜ。
重垣:わかりました。では、締めのセリフを。このイラストは、管理人がOMCを通じ、クリエータのAkiyoさんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、お断りします。
清水:著作権法違反で「逮捕されちゃうぞ」にならないように。