鉄道警察官と私服婦警〜高村宗光・本田香澄

鉄道警察官と私服婦警
〜高村宗光・本田香澄ペア〜





重垣:制服警察官と私服婦人警察官のペア警乗シリーズ、今回は男を惑わす、露出度の高い私服姿の、鉄道警察隊本部から来た本田香澄さんと、国鉄の民営化で鉄道公安制度が廃止になり、鉄道警察隊になった時期の制服姿の高村さんというとりあわせです。
高村:鉄道公安官時代は婦人公安官がいなかったので、私服婦警と制服警察官のペア警乗の場合、国電線区では警察から応援を呼んだのは、ムネさんこと宗村高光が解説してくれましたが、私鉄や公営鉄道、第三セクターの駅構内には、現行犯逮捕以外では鉄道公安官は入れないので、警察の警ら課や交通課、機動隊、防犯課が警乗していました。ですから、こういうとりあわせは、国鉄時代から実際あってもおかしくない話になります。今回の役どころは、JRになって、鉄道公安官から制服と名前が変わっただけの、鉄道公安官出身の鉄道警察官ですから。
本田:で、あたしは鉄道警察隊の本部からやってきた、本物の婦人警察官です。普段は制服姿で勤務していますが、今回は私服活動という設定です。美幸さんや悠子さんも言っていましたが、露出度の高い、男を惑わすような姿をする場合は、濃い色のパンストやアンダースコートを履く、上から長袖のシャツを羽織るなど、自分でも対策を立てないと。あたしも高兄を誘惑するときまでは、露出度を低くしています。
高村:おいおい、こんなところでのろけるなよ(苦笑)。俺も、通勤や帰宅途上に痴漢騒動に巻き込まれて、現行犯逮捕や、身柄確保の協力、警察への通報をやったことがあります。各地で、何回も言われていますが、痴漢は、強制わいせつ罪、公然わいせつ罪に問われます。迷惑防止条例での立件で、簡易裁判所での罰金刑で済んだとしても、社会的信用を一瞬にしてなくす、大犯罪です。現行犯逮捕の手続きを済まして帰るときすれちがう、警察署に身柄引き受けに飛んでくる、家族の顔…。同人あがりで会社を辞めて、エロ漫画を描いている、二束三文の漫画家に見せてやりたいぐらいですよ。それに、そういう題材のエロ漫画を描いている奴らに言ってやりたいですね。嫌がる女性を触りまくる男など描いている暇があったら、痴漢被害者の受ける心の傷、加害者が一瞬にして失う社会的信用と家族の信頼。これこそ漫画にして、世に広めるべきだって。
本田:だけど、ああいう連中は「実際にやったら犯罪になる、これは代償行為だ、これで性犯罪を防いでいるんだ」なんて屁理屈、ごねてきますけどね。
重垣:うーむ…、エロ漫画を描いている暇があったら、犯罪予防の啓発漫画を描けといいますが、漫画家ってのは、売れない限り半分フリーターみたいなものですからねえ。高村さんや本田さんの言いたい気持ちもわかりますが…。
高村:そこのところが、難しいところなんだよな。売れるようになったら、俺が言ったような防犯啓発漫画を描きたいと思っていても、仕方なく、一歩間違えば性犯罪、性暴力としかいえない目に女性が遭わされるようなエロ漫画を描いているケースもあるし……。(時計を見て)おっと、話に夢中になっていたら時間になってしまいました。そろそろ、締めのセリフに移らないと。
重垣:では。このイラストは、管理人がOMCを通じ、クリエータの空豆青さんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、お断りします。
本田:著作権法違反で「逮捕されちゃうぞ」にならないように。