艦長 イヌカイ・タカミ
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右、巴和佐版、中央、紫苑西都版。左、青空あおい版
(犬飼がロングブーツのヒールの音も高らかに、やってくる。)
犬飼:貴官が、本部派遣の報道班員だな。わたしが艦長の、イヌカイ・タカミ中佐だ。
重垣:(たじろぐ)ど、どういう風の吹き回しですか、今回は。
犬飼:今回は、いつものレイヤーズの規定を忘れて、なりたいキャラ、やりたいコスプレをすることになってね。それであたしは、ブーツのヒールの音を高らかに立てて歩く姿が絵になるとよく言われるから、ロボットアニメ、SFアニメに出てきそうな、宇宙戦艦・宇宙空母の艦長に扮したってわけ。
重垣:なるほど…。いやあ、何回かこのシリーズでご紹介した、ミリタリー・ボンテージ、ポリス・ボンテージ姿かと思いましたよ。
犬飼:言われるのよね、それ。コスプレイベントで撮影されたあとに、「ミリタリー・ボンテージですか」なんて尋ねられたりするのよ。ティファニーも同じコスするけどさ、言われないのよ、彼女は。
重垣:なんていわれるんですか、ティファニーさんは。
犬飼:「SFアニメの軍人ですか」よ。確かに、SFアニメの軍服は、どういう縫製で作られているのか思わず首をひねりたくなるようなデザインもあるけどね。
重垣:ところで、この衣装は自作ですか?
犬飼:残念ながら、買ったものよ。普段の制服が制服だからねぇ…。現役時代はテーラーメイド、オーダーメイドだけどさ。
重垣:普段のコスプレがコスプレですから、犬飼さんが高級軍人だという雰囲気、びりびり伝わってきますよ。
犬飼:ほめてくれてありがとう、重垣さん。で、今回のシチュエーションは、さっきのセリフのように、ロボットアニメなどの第1話で、主人公が配属された部隊の隊長と初めて会うシーンを意識しているんだ。だから、指揮杖を手にしているわけ。
重垣:指揮杖ですか。一瞬鞭に見えましたよ。
犬飼:指揮棒となると、1メートル前後で紅白に15センチずつ塗り分けた細い竹製の指揮棒を手に、海軍なら九六式単装機銃、陸軍なら九八式対空機銃の銃長として「目標、300メートル前の敵機、連続射撃。撃てー!」と号令をかけるほうが絵になる連中が、あたしの部下…もとい、後輩にいるからね。
重垣:あの人たちだと、艦長より艇長、それも戦争が始まってから海軍に徴用されて軍籍に入った特設監視艇、特設駆潜艇の艇長が似合いそうですけどね。
犬飼:あえて名前は、出さないけど。
(とそこへ、宗村と高村がやってくる。)
宗村:おや、重垣さんに先輩はここにいたんですか。ティファニーが用意できたので、合わせやりますよ。
高村:俺らは、商船学校出身の海軍予備士官で、特設駆潜艇や特設監視艇で指揮をとる、予備少尉、予備中尉ってところだろうね。
宗村:それか、防空指揮所で双眼鏡片手に、簡易測距儀になる、さっき言った紅白の指揮棒で目測して、「目標、300メートル前の艦上機、撃てー!」と声を枯らして指揮する、幹部候補生出身の予備役将校かな。
重垣:犬飼さんはあえて名前は出さないと言っていましたが、だいたい、想像はつきましたよ。これに守村さんが加わるんですよね。
犬飼:そうなるわね。では、ティファニーとの合わせに向かいます。
重垣:艦長も、ご武運を。(犬飼以下を見送り)さて、皆さんもご存知のとおり、このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを通じ、クリエータの青空あおいさん、紫苑西都さん、巴和佐さんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、禁止します。