男装の麗人・宗村夏実、森川梓
 テイク2



右、木村寿美礼版。左、飛鳥れいむ版。クリックすると拡大されます。


重垣:制服姿が絵になるレイヤーズの女性陣が、男物の制服に袖を通す「男装の麗人」シリーズ。今回は先祖代々首都の治安維持に挺身してきた警察官の宗村夏実と、射撃で国体に出られる腕を持ちながらも、警備員になった森川あずさの二人を、飛鳥れいむさん・木村寿美礼さんに描いていただきました。今回は、なにやら緊迫した雰囲気ですね。
夏実:二人揃って一撃必中の射撃で相手の抵抗を排除したものの、仲間を呼ばれる可能性があるので、予備弾を装填し、反撃を受けた場合でもすぐに応戦できるようにしている…といった状況です。TERIOSさんに描いてもらった、「男装の麗人、宗村夏実」の続編、発展版になります。
森川:よって、あたしは、回転式拳銃で射撃に欠かせない部分である、撃鉄に手をかけています。ここで雷管を刺激して、銃弾を発射するので。
重垣:緊迫した雰囲気が、男装の麗人、制服美人の姿をよりいっそう盛り上げます。一撃必中ということは、6発×2人の12発で相手を黙らせたんですか?
森川:あたしたちはフェイントかけて、相手が無駄射ちの挙句弾切れになったから、装填しようとする隙を狙って、一撃必中、手から拳銃をはじき落とし、度肝を抜いて、身柄を確保したわけよ。
重垣:すごい腕ですね。狙撃銃でもないのに。場所が場所なら、ガン・ウーマンですよ。西部劇のヒロイン間違いなしですね。
夏実:あたしたちをおだてても、何も起こらないから。
森川:銃茱さんの描いた高美さんの「現行犯で逮捕する!」で浮き足立った相手を、射撃の名手のあたしたちがやっつけていくというストーリーも、成立するわね。
夏実:正確な制服の着装の復元と、日常生活の中のごくありふれた一瞬を切り取ることを主とするレイヤーズではあまりやらない、アクションシーンです。
重垣:制服警察官がアクション刑事物の刑事顔負けの銃撃戦を演じるんですから、なおさら意外性があります。ところで、今回装備している拳銃は?
森川:夏実に合わせて、最近では制服警察官でも持っていることが少ない、ニューナンブの3インチモデルです。
夏実:あたしは第1期モデル、あずさは第2期モデルです。
重垣:いつも愛用の、コルト・ディテクティブではないんですね、森川さんは。
森川:シチュエーションとして、夏実と弾薬の共用ができたほうがいいと思ったから。拳銃弾は、同じ口径でも共用が利かないことが、ざらなのよ。
夏実:同じメーカーの9ミリ、38口径でも、まったく別の弾を使っていることがあるからね。
森川:連合国、枢軸国ともども、野戦兵器廠の担当者泣かせだったのよ、拳銃は。同じメーカーでも部品が共用できない、口径が同じでも弾薬が共用できないから。おまけに将校はどこの国でも装備は自弁しなければならないから、拳銃が敵国のものになっていて、部品が手に入らないなんてこともあるからさ。
夏実:日本やドイツの将校が、コルト・オフィシャルポリスやコルト・ガバメントを持っていて、米軍を驚かせていますからね。
重垣:敵国の兵器を使うことになるとは、皮肉ですね。
森川:まさに「事実は小説よりも奇なり」よ。もちろん、戦場で相手の兵器を手に入れた場合は、どこの国でも有効利用しているけどね。
夏実:ま、それはともかく、拳銃を使うのは、フィクションの世界とスポーツ射撃だけにしたいわね。
森川:同感。
重垣:実際に拳銃を持って勤務する夏実さん、警棒一本で拳銃を持った相手と対峙しなければならないことも想定される森川さんが言うと、説得力がありますね。さて、そろそろ締めの時間です。さて、このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを経由し、クリエータの飛鳥れいむさん・木村寿美礼さんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、厳禁です。