No72「地理教示中の宗村巡査」

「地理教示中の宗村巡査」



重垣:こちらはがらっと雰囲気が変わって、何気ない日常を描いたものになりましたね。
宗村:ええ、交番勤務者の仕事の一つ、道を教える地理教示をしています。
鳴海:今回は、「実際に制服が使われた時代を再現する」というレイヤーズの理念を生かすべく、当時の建物がある江戸東京たてもの園でのロケです。レイヤーズは歴代の警察官制服を持っているから、ボランティアとして会場の警備もやっているんですよ。
重垣:コスプレイベントの警戒などは何回かここでも紹介しましたが、今回は博物館ボランティアですか。
宗村:ええ。この絵は、僕が万世橋交番の前で立ち番しているところへ、悠子さんがやってきて、園内の建物を尋ねるというわけです。
鳴海:あたしは今回、私服活動中でね(笑)。ムネさんが着ている制服の時代には合わないんですよね。デザインは、「先輩と同級生の誘惑」にくらべると、おとなしめにしてますけどね。
重垣:そうそう、「先輩と同級生の誘惑」は相当刺激的でしたが、今回は博物館の見学者といった雰囲気で、おとなしめのデザインですね。それに、宗村さんは今回も、昭和27年制定のタイプですね。
宗村:ええ。背広型では、僕は昭和27年式が多いですね。
鳴海:こうやって見ると、なんだかPR写真みたいな構図ね。そうそう、植村邸というのはあるんですけど、うっかりして「宗村邸」なんて言っちゃって…。
宗村:あれはちょっと、面食らいました。「宗村邸」なんてないですから。
鳴海:「宗村邸」は、国鉄・鉄道省時代にできた、駅付属の官舎になるかもしれないわね。映画の『鉄道員ぽっぽや』で出てくるような。それか、『多甚古村』のような、駐在所付属の官舎かな?
宗村:そうなるかもしれないねえ。
重垣:著名な建築家が作ったという理由ではなく、鉄路を守った人と住民が使った…といった、地元に密着した形で、産業考古、近代化遺産は残していってもらいたいものですね。
宗村:重垣さんの言うとおりです。明治から昭和初期に建てられた建物は、つい最近まで現役で使われています。有名無名の人々の哀歓を見てきていますからね、用途は変えても残しておいてもらいたいものです。
重垣:(時計を見て)さて、そろそろ時間ですね。
宗村:(時計を見て)そんなこんなで閉園時間も近いし。今日は「本日、異常なし」ではなく、「地理教示、一件」だね。
鳴海:次回は、私服姿のツーショットと行きたいわね。さて重垣さん、いつものセリフ、お願いね。
重垣:はい。さて、皆さんご存じでしょうが、このイラストは、 OMCを通じ、管理人が大吟醸さんに描いていただいたものです。無断転載、無断リンクは禁止します。
鳴海:著作権法違反で、「逮捕されちゃうぞ」にならないように。