高村・宗村コンビ 〜焦土から復興へ〜

高村・宗村コンビ 
〜焦土から復興へ〜




重垣:今回は、高村宗光・宗村高光の、人呼んで「年齢詐称コンビ」を土門圭麻さんに描いていただきました〜。
高村:年齢詐称って…。ひどいなあ(苦笑)
宗村:突拍子もないごあいさつですね。今回の制服は何回かいろんな人たちに描いていただいていますから、デザインを細かく書かなくてもよさそうですね。
重垣:昭和21年式が高村さん、27年式が宗村さんになります。
(どこからともなく、宮城まり子の「ガード下の靴みがき」が流れてくる)
重垣:今日は隣りの公民館でカラオケ大会がありましてね。絶好のBGMじゃあないですか。
高村:…「赤い夕日がガードを染めて ビルの谷間に沈んだら…」。俺らが着ている制服は、まさにこの時代のものだからね。
宗村:サブタイトルの「焦土から復興へ」が示すとおり、戦災で焼け野原になった街が復興していく時期のものです。BGMは曽根史郎の「若いお巡りさん」や暁テル子の「東京シューシャイン・ボーイ」、藤山一郎の「長崎の鐘」なども使えますね。
高村:「召されて妻は天国へ……」か。数寄屋橋近くの交番勤務ということで、細井茂子の「君の名は」もいいかもしれないな。
宗村:あのドラマが流れたころは、数寄屋橋で二人が出会ったとされている時間、下町では生きるか死ぬかの目に遭った人がほとんどのころだろう?NHKには否定的な投書が来なかったのか、気になるところだね。
重垣:(しばしの間)……守村さんもですが、いったい幾つなんですか?
高村:近現代史をやっていた関係、インタビューのときには相手に話を合わせなきゃあならないときもあったので、こういう情報に詳しくなったわけですよ。
重垣:なるほどねえ…。それで年齢詐称とはひどいニックネームですね。ところで前々から気になっているのですが、制服は、どういうルートで手に入れているんですか?
高村:全て本物だ…といいたいところなんだけど、さすがに俺らがこの世界に入ってきたころには、21年式、27年式の本物は160センチ前後用しか残っていなくて、処分されているんだ。仕方ないので、デザインの近そうな警備服や軍服、警察官の43年式などを仕立て直すか、衣装関係の会社に渡りをつけて譲ってもらったりしているんだ。
宗村:僕の制服は、JR東日本の一世代前の電車運転士制服を仕立て直して、腕の階級章は米軍のを転用しているからねえ。
重垣:へええ…!まだ体格がよくなかったころだから、170センチ前後なんか少ないでしょうねえ。
高村:警察は量が少ないからなんともいえないけど、50万人近くがいた国鉄の場合、意外と思われるんだけど、やせ型用の細号、中肉中背用の並号は高身長用もけっこうあってね。軍服だって165センチ以上用が多いぜ。いくら当時の日本人の体格がよくなかったといっても、甲種合格の現役は、身長はそれなりにあっただろうし。
宗村:それに、第2次大戦で戦った各国の将兵は、育ち盛りの時期がちょうど大恐慌にともなう不況でろくにものが食べられなかったので、さほど体格がよくないというデータもあるらしいですからね。
重垣:へええ……、それは知りませんでしたね。さて、そろそろ時間です。皆さんもご存じのとおり、このイラストは OMCを通じ、管理人が土門圭麻さんに依頼して描いていただいたものです。よって個人で楽しむ、イラスト作成の参考にする限りでのダウンロード以外は、著作権法に抵触するので、おやめください。
高村:著作権法違反で逮捕されないようにな!