昭和51年式夏服姿の宗村夏実巡査

重垣:さて、がらっと雰囲気は変わりまして、宗村夏実巡査に「激動の昭和」を彩った制服、昭和51年制定の婦人警察官夏服姿でご登場いただきました。
夏実:レイヤーズ・メンバーの中では唯一の本物、実技教官の宗村夏実です(といって敬礼)。この制服は、あたしが着たくて憧れていた、全国統一のデザインになった、昭和51年制定の婦人警察官夏服です。基本は冬服と同じですが、半袖サマースーツ型になっていて、階級章は右胸に一つつきます。
重垣:原作版『逮捕しちゃうぞ』や『こちら亀有公園駅前派出所』などで出てくるタイプでもありますね。
夏実:ええ、そうなります。このデザイン、見た目はかっこいいんですが、110番受理の通信司令室や警察署などの内勤にあたる人たちからは、半袖で重ね着できない、外勤の人たちからは暑くても脱げないと不評でした。それに、警視庁は「つるのこ帽」というデザインの略帽に、白いパンプスなんです。白い靴を持っている方ならお分かりのとおり、汚れが目立つんですよね。略帽はひさしがないので、まぶしいし…。
重垣:警察官一家の夏実さんならではの、セリフですね。
夏実:平成6年制定のタイプでは、ワイシャツ式でベストもあるので助かります。そうそう、原作版『逮捕』で異姓同名の辻本夏実が、制服の前をはだけて下着を見せているイラストがありますが、あれはあまりの暑さにたまりかねていても着装規定でできなかった、先輩の心境を代弁しています。実際着てみて、そう思います。ところで重垣さん、この着こなし、実はミスがあるんですよ。
重垣:無帽でいることですね。
夏実:さすが、ここの解説が長いからわかりますね。本来制服姿の場合は屋外と駐在所・交番の事務室や車の中、法廷といった室内でも室外とみなす場所では、無帽でいるわけにはいかないのよね、本当は。というわけで、これはフィクション設定の外勤ですね。だったらMG42を持てばよかったかな?
重垣:レイヤーズ版では、それができますね。さて、そろそろ時間ですね。
夏実:昭和51年式は地方によって着方にバリエーションがあったから、制帽をかぶり、黒パンプスを履いた神奈川県や、長袖を着ていた長野県の山岳部、北海道といった各地のバリエーションも、紹介したいわね。
重垣:そのときは、ぜひとも呼んでください。皆さんもご存じのとおり、このイラストは管理人が
オーダーメイドCOMを通じ、早真さとるさんに依頼して描いていただいたものです。よって個人で楽しむ、イラスト作成の参考にする限りでのダウンロード以外は、著作権法に抵触するので、おやめください。
夏実:著作権法違反で逮捕されないように。