怪力ペアの本領発揮

怪力ペアの本領発揮




重垣:世を忍ぶ仮の姿は、警備会社世界制服屋警備部の幹部。真の姿は秘密結社世界征服屋近衛部隊の隊長と副長の、近藤衛恵警監・内藤武士警正ペアが、持ち前の怪力を発揮し、違法駐車の車両を撤去する姿を、神谷有紀さんに描いていただきました。
近藤:シチュエーションは、ジュン・衛子や熱川・清水コンビと同じです。
内藤:いつだったか、世界制服屋の隣にある、高村サンプルの車庫前に車が止められていて、高村さんが車が出せなくて、「このままでは納品できない!」と困っていたときにちょっとばかり本気を出したときの姿です。
重垣:ちょっとばかり本気と言っても…、普通自動車は車種にもよりますが、全備重量で1.5トン〜2トンはありますよ。それを軽々と、頭上にさしあげているんですから……。いやあ、ここまでいくと爽快感を覚えて、快力といいたくなりますね。
近藤:あたしたちをおだてたって何も出ないわよ、重垣さん。
内藤:ここのところ、熱川・清水コンビ守谷姉妹に出番を譲っていたので、ここらで目立っても、罪にはならないんじゃあないかと思ってね。
重垣:罪になるなんて、とんでもない。お二人の活躍する姿をどんどん紹介したいですよ。
近藤:とはいえ。違法駐車は罰金と違反点数だけで済めばいいけれど、止めていた車の陰から飛び出した人がはねられた場合、止めたほうも刑事・民事の責任を問われることもあるからね。
内藤:一見高くつくようでも、コインパーキングなりパーキングメーターがあれば、それを使ったほうが、結果的には安上がりになるんだ。さっき衛恵が言ったように、たかだか1000円程度をケチったばかりに事故の関係者にされて、億単位の賠償金を支払わなければならなくなったら、たまったもんじゃあないから。人生は棒に振るし、泣くに泣けないぜ。
重垣:ちょっとした、交通安全啓発コーナーになりましたね。
近藤:ま、あたしたち警備会社も、身分は民間人とはいえ、社会の平穏治安を守る役目を果たしている。交通誘導を行う警備3課、通称交通課を持っているから、その手の法規には詳しくないと。
内藤:俺らもこういう啓発活動、やっていいんじゃあないかな。それに、真の姿は制服姿により世界に秩序と平和をもたらすことを目標にする秘密結社、世界征服屋の近衛部隊の隊長と副長だからな。
近藤:それに…、ヒーロー・ヒロインにあこがれる悪役、変身してヒーロー・ヒロインになっても違和感のない悪役ですからね、あたしたちは。
内藤:矛盾した存在なんだよな(苦笑)。
重垣:それだからこそ、特撮物・戦隊物のパロディーになるんですよ。
近藤:堅気の人を泣かしてはならない。世の役に立つ存在になる。それが秘密結社世界征服屋のモットーですから。
内藤:堅気の人に迷惑をかけることしかできない他の秘密結社の連中は、俺らを見習えってんだよ。(時計を見て)さて、そろそろ俺らの休憩時間も終わりだな。熱川・清水コンビ、守谷姉妹と立番、交代しないと。
近藤:あたしは警らに出ます。
重垣:わざわざお忙しいところ、ありがとうございます。いつもの締めのセリフに移りましょう。
近藤:このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを通じ、クリエータの神谷有紀さんに描いていただいた作品です。
内藤:よって、総合的著作権はオーダーメイド・コムが所有します。
重垣:著作権法には、十分留意しましょう。


(某月某日、世界制服屋警備部で収録)