「そこまでだ! 〜ガーディー、容疑者逮捕に協力〜」

(コンクリート打ちっぱなしの展示スペースに、重垣がやってくる。)
重垣:毎度おなじみ、学芸員の重垣です。さて今回は、ヒーロー・ヒロインの出てくる漫画のコマを切り取った……だわー!!
(ブゥーという重々しい回転式サイレンの音と共に、パトカー仕様の初代クラウンが入ってきて、守村と森川が降りる。)
重垣:ど、どうなっているんだ一体…!?
森川:というわけで今回は、アメリカン・コミック風に、あたしと守村君、衛恵さんの姿を、みど・ないとさんに描いていただきました!
(天井からエンプレス・ガーディアン姿の近藤衛恵が登場!)
ガーディー:天が呼ぶ、地が呼ぶ、悪を倒せと人が呼ぶ〜!エンプレス・ガーディアンことガーディー、只今参上。
重垣:…ああびっくりした。おかげでなにを言おうとしたか、忘れてしまいましたよ。
守村:わしらの絵の紹介ではないんですか?
重垣:それは覚えていますよ、記憶喪失になったんじゃあないんだから…ああ、思い出しました。港湾地帯を舞台に、警察官が拳銃で抵抗する容疑者と対決しているところへヒロインがやってくる、アメリカン・コミックのコマを切り取ったようなシーンです。
ガーディー:銃を持って抵抗する容疑者に対し、素手でも怯まず向かっていくあたしと、警告して拳銃を構える森川・守村ペアの活躍ね。あたしは、スーパーガールを意識したエンプレス・ガーディアン姿。森川・守村ペアは、二人から直接聞いてちょうだい。
森川:あたしはここで何回か描かれている、昭和51年制定の婦人警察官制服です。警笛吊りひもに、愛用のコルト・ディテクティブをつけています。
守村:わしは、昭和21年制定の警察官制服じゃ。警棒は昭和25年制定のものになっておる。ここではよく見えないが、拳銃は26年式じゃ。
重垣:守村さんが広島弁口調になるということは、乗ってきた証拠ですね。どんどん行きましょう。シチュエーションは大体わかったんですが、一体どういうストーリーなんですか。
森川:それは……、ここでは明かせないわね。
守村:予告編といったところかの?
ガーディー:『粉砕伝説ジュリバン外伝』シリーズ番外編、ガーディーの活躍の1シーン…といったところかしらね。あたしは悪役なのに正義のヒロインにあこがれる、矛盾した存在だから…。
森川:それに、『警察署史編纂資料』の東方共和国警察も、制服は似たデザインだから、そっちのほうでの活躍かもしれないしね。
重垣:どういうストーリーなのか、気になりますね。絵は、見た人がストーリーを組み立てられますから。
守村:おお、さすがは現役学芸員。
森川:(時計を見て)さて、そろそろ行かないと。それに、クラウンパトカーは宗村さんのいる博物館から借りてきたものだしね。
ガーディー:いつものセリフ、お願いします。
重垣:わかりました。さて、皆さんご存じでしょうが、このイラストは、管理人が
OMCを通じ、クリエーターのみど・ないとさんに描いていただいたイラストです。個人で観賞すること以外のダウンロードは、禁止します。
ガーディー:著作権法違反で逮捕されないようにな!