宗村夏実四変化

重垣:同一人物が四種類の着装で現れる、タイトルどおりの「四変化」シリーズ、今回は宗村夏実がモデルです。
夏実:レイヤーズ会員、実技教官、演技指導担当、宗村夏実(といって敬礼)。親友森川あずさたちの企画した、「四変化」、あたしもやりました。
重垣:歴代の作品を見ると、アメリカ警察官以外はそれぞれ独立して描かれていますね。
夏実:そうなんだけどさ、一度に四種類着替えて登場なんてやったことないし、アメリカの警察官なんて着装、めったにできないから。それに、昭和43年式、昭和51年式制服はあこがれですし。
重垣:両親の制服姿が、この世界に入るきっかけになったと言っていましたね。
夏実:ええ。昭和51年式制服は、今でもあこがれです。
重垣:基本的配列は、渋川さんと同じですね。(しばしの間)あれ、ミニスカポリスはやらないんですか。
夏実:現役のあたしが、やるわけいかないでしょう。生活安全課に転属して、風俗営業法のおとり捜査やるわけじゃああるまいし。もっとも、今勤務している池袋署管内は、生活安全課のご厄介になる連中がいるけどさ。
重垣:見てみたかったんですがねえ…、ミニスカポリス姿も…。それはともかく、アメリカ警察官の着装はシリーズを通して、バリエーション展開が豊富ですね。
夏実:アメリカの警察制度は、自治体警察だからバリエーションが豊富なのよ。今回のあたしは、ロサンゼルスのリトル・トーキョーを所管する地区の警察署勤務の日系四世、ナツミ・ムネムラ巡査。日本での留学経験があるので、日常会話程度の日本語の読み書き会話はできる…という設定なんだ。で、同僚がアメリカで市民権を得た両親の間で生まれた、戦後移民世代の二世、千春・鍵山・ロックハートと、同じく日系四世のアズサ・モリカワ。こういう設定になったのは、あたしの外見は、NHKの朝の連続テレビ小説で出てきた、日系四世の英語の助教にそっくりだっていうのも、あるけどね。
重垣:ヒロインは、ハワイ出身のサクラという名前でしたね。アスタロトさんに描いてもらった作品を見た瞬間、それを連想しましたよ。
夏実:ここで、レイヤーズの男性陣、ムネさんや高村あたりは、倍賞千恵子扮する、ひらがなで書くほうを引っ張り出して、半畳を入れそうだけど、今回は出てこないので、ご安心を。
重垣:あちらは「車さくら」ですがね。それはともかく、連続テレビ小説が終わったあとに、鯉ヘルペス騒動と中越地震でしたからね…。
夏実:沖縄出身のヒロインが出てくる「ちゅらさん」で沖縄ブームが起こったら、よりにもよって例の「9.11」で、米軍基地を抱える沖縄への旅行はキャンセル続出になったから、因縁めいたものを感じなくもないわね。ま、それはともかく、アメリカ警察官の着装は、一番、予算がかかっていません。
重垣:なぜです?
夏実:装具は昭和43年式をそのまま流用。拳銃は、コルト・M1917。例のM1911-A1、コルト・ガバメントの弾が転用できるようにしたもので、スミス・アンド・ウエッソンM1917と同じく、日本で警察用として使われた一品。モデルガンの代金だけで、制服は、現行合服にちょっと手を入れただけだから。
重垣:それにしても、平成6年式はアメリカ警察風のデザインになりましたね。
夏実:前も言ったかもしれないけど、男女とも昭和43年式、昭和51年式のマイナーチェンジで、活動服を追加して、合服はワイシャツ式も併用、女性用夏服をブラウス式にするだけで、よかったと思うんだ。確かに、これから暑くなる5月下旬や、まだ暑い日もある10月初旬に、上着にネクタイの夏服を着るのはきついし、女性用盛夏服は半袖サマースーツだから、冷房の効いた部屋での内勤事務のとき、上に着るものがないし、炎天下の外勤では脱げないから不便だったけどね…。
おっと、余談に流れたわね。そろそろ時間のようね。
重垣:締めのセリフ、いきますか。
夏実:そうしましょ。
重垣:では…。このイラストは、管理人がオーダーメイド・コムを経由し、クリエータの猫犬人間さん・超絶野朗さん・飛鳥れいむさんに描いていただいた作品です。無断転載、無断引用は、禁止します。
夏実:著作権には、十分留意しましょう。