復活、アベック・パトロール

復活、アベック・パトロール
〜ある日のコスプレ・デート〜




重垣:澤村瑞美さんに、『白昼夢』シリーズ社会人編、同名の小説の挿絵を描いていただきました。
宗村:今回は、昭和21年の警察官制服のフル・モデルチェンジで制定された夏服にしました。「官報」では昭和21年から32年までですが、実際は物資の調達、貸与年限の関係で2年前後の移行期間がありますけどね。
鳴海:タイトルにあるとおり、昭和25年から2年間、上野や銀座など繁華街で行われた、男女ペアの警らの通称「アベック・パトロール」ができるものにしたんだ。
宗村:冬服のときは昭和27年式と51年式とずれが発生したので、同じにしたんです。。
鳴海:できれば、ムネさんが灰青色の昭和43年式、あたしは昭和51年式夏服にしたかったんですが、警備服で似たデザインが多いので、コミケットでは禁止されていますから、昭和21年式にしました。
重垣:60年近い時を越え、アベック・パトロールが有明の地に復活したわけですね。ところでこの制服は、本物ですか?
鳴海:残念ながら、ムネさんの帯革以外はレプリカや、時代と色合いの近いものを転用したりしています。夏服は布地が薄いし、汗をかく関係で頻繁に洗濯するので、現在残っているとしたら、昭和30年代に支給されたものになるわね。
宗村:今回は会場の制限で、記章類は一切取り外していますし、昭和21年は警察・消防の分離前だったので、現在も東京消防庁は夏服でこの色とデザインに近いものを使っているので、消防官と区別してもらうため、正規の帯革の上に、米軍拳銃が来るまでのつなぎで実際に装備した26年式拳銃の帯革も巻いています。記章をつけた完全装備でもう一回、やりたいですね。
鳴海:そのときは、江戸東京たてもの園かどこかで、ロケハンしたいわね、高村君と香澄ちゃんのようにね。(時計を見て)さて、そろそろ時間のようね。
宗村:パトロールに戻る、時間だね。
重垣:締めのセリフ、いきますか。
鳴海:このイラストは、管理人が OMCを通じ、澤村瑞美さんに描いていただいた作品です。無断転載、無断リンクは禁止します。
宗村:無断転載は、著作権法違反で検挙します。