やいやいてめぇら、おとなしくしろぃ!
〜警視庁神田警察署交通課 高村宗光巡査〜

重垣:「国内治安の戦士」シリーズ、守村義衛警士、清水清司巡査、鳴海悠子巡査、宗村高光鉄道公安班長についで、通学路の安全を守る高村宗光巡査の姿を、鉄匠さんに描いていただきました。
高村:通学路での交通安全指導中に、天下の公道で通学中の小学生を襲ってきた、不届き至極な戦闘員どもに向かって、俺がタンカを切った瞬間だあね。「やいやいてめぇら、おとなしくしろぃ!天下の公道で騒いで人さまに迷惑かけやがって。今は通学時間帯だぞ。子供は勉強が仕事だ。そいつを妨害するてめぇらなんざ、変身ヒーローじゃあもったいねぇ、警視庁神田警察署交通課巡査、高村宗光が相手してやらぁ!」とね。
重垣:高村さんらしい、胸のすくタンカですねえ。
高村:これがムネさんなら、「…まったくもって、迷惑千万な連中だ。子供さんに迷惑かけるなんてさ。戦闘員は戦隊ヒーローの相手が仕事だろう。これ以上手出しするなら、こっちも、黙ってはいられないねえ。」守村なら「……最後の警告です。これ以上接近すると、こちらとしても正当防衛の範囲内で、反撃に出るほか、ありません。」というんだろうけどさ。
重垣:ところで、今回の高村さんは、鳴海さんについでの軽装です。警棒一本で、立ち向かえるんですか?
高村:交通課ってなぁ、よほどのことがない限り拳銃は持っていかないのさ。じゃまになるだけだから。でだ。「鳴海悠子対ベナラクサ」で、悠子さんが、「警棒でも急所を的確に狙えば、マッチョな怪人を、一撃でやっつけられる」と言っていただろう。俺は、戸山学校じこみの師範から、軍刀や佩刀を扱うための片手操刀術に加えて、相手の急所を的確に突く、短剣術と、犬飼先輩と夏実さんから、合理的に、受傷せず、相手から的確に戦闘力を奪う十手術も習ったからね。
重垣:十手術や片手操刀術は聞きましたが、短剣術は初耳ですね。どういうんです?
高村:9600型やC-56といった蒸気機関車を動かして、野戦鉄道の建設と運営にあたる鉄道兵、90式野砲や41年式山砲で支援するのが本職の砲兵、病院付の衛生兵はもちろん、歩兵でも重機班員や歩兵砲隊員、通信隊員は、騎兵銃か拳銃が支給されるんだが、全員にいきわたるわけじゃあない。銃剣しか持てない兵隊が、敵と遭遇した場合、最低限身を守るすべとして教えたものさ。脇差での剣術を基礎にしたもので、警棒術の基礎にもなっているんだ。それに、言わなかったかい?俺、ムネさん、守村、悠子さん、熱川、清水といったレイヤーズの面々は、変身ヒーロー「ユニッツファイブ」の上官なんだ。戦闘員なら、変身する必要はない。俺だけで十分さ。事実、5分もしないうちに、片をつけたけどね。
重垣:上官は、どれぐらいの戦闘力なんですか、いったい…?
高村:テレビでやっている戦隊物で、ヒーローが変身して5人がかりでやっとやっつける怪人レベルなら、俺らは変身するまでもなく、一対一でKOできるんだ。そうでもなきゃあ、上官になれないぜ。さらにいっておくと、近藤衛恵・内藤武士コンビは、生身の制服姿で、首領をやっつけられるんだぜ。
重垣:生身で首領をやっつける!?(しばし考えて)一般人の外見で、変身しないで怪人をやっつけたら、絵になりませんよ。さっきの「連絡船の味」アタックに、「配給車で追い回す」も含めて。
高村:重垣さんも俺らのつきあい、長いんだろう。このシリーズは、戦隊物のパロディーだからね(時計を見て)さて、そろそろ時間だ。下校時間の交通安全指導に行かないと。
重垣:締めのセリフ、いきますか。このイラストは、管理人が
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