ある日の二人〜冬の街、アベック・パトロール

ある日の二人
〜冬の街、アベック・パトロール〜



重垣:さて、今度は雰囲気が変わり、制服姿の鳴海悠子・宗村高光ペアです。1956年のイタリア映画「鉄道員」のサントラ盤や昭和の名曲「雪の降る街を」が聞こえてきそうな、映画のラストシーンを思わせる、渋いシチュエーションです。
鳴海:これは、冬の街で、年末年始の防犯パトロールに出ているときの姿です。ちょうど12月23日の夜、警ら中に雪が降ってきたんです。
宗村:時系列では守村の「…本日、異常なし」の前にあたります。ちょうど関東近辺に雪をもたらす南岸低気圧が通過したので、風花が本格的な雪になったんです。
鳴海:雪は、ホワイトクリスマスだと街にくり出すカップルにはいいかもしれません。ですがあたしたちは転倒予防の除雪と塩化カルシウム散布、歩行者の安全確保、ムネさんは遅延や間引きダイヤ、払い戻し、振替輸送での乗客への対応や凍結予防のカンテラ入れ、架線の着雪監視などで、てんてこ舞いの思いをします。
宗村:守村が「本日、異常なし」で重垣さんの問いに「覚悟は、できています」と答えたように、僕らも好きで入った道ですから、人と同じような12月24日は過ごせないことは、百も承知です。
重垣:鳴海さんや宗村さん、守村さんのような人たちがいるからこそ、社会が成り立っている…ともいえますね。ところでこの外套は…?
宗村:僕は、昭和27年制定の警察外套です。巡査なので3センチの袖章がついています。この下は、たびたび出ている昭和27年制定の警察官冬服姿です。
鳴海:あたしは、「手をあげろ、銃を置け」「犬飼高美警部」で高美先輩が着ていた、昭和51年式の婦警外套です。こちらが正規の着こなしなので、ベルトもきっちり締めています。
重垣:外套姿も、絵になっていますよ。
宗村:国鉄の外套姿は、「ぽっぽや」でやりましたから、今回は警察です。
鳴海:それに、アベック・パトロールは夏服合服でやったから、今回は外套姿にしました。
宗村:(時計を見て)さて、そろそろ警らに出た犬飼先輩と高村が戻ってくる時間だね。
鳴海:高美さんは交通機動隊の冬服、高村君は昭和21年制定の外套だったわね。じゃあ重垣さん、次の警らに、出てくるわね。
(二名退出)
重垣:お二人とも、お気をつけて。さて、このイラストは、管理人が 無かったら作ればいい、オーダーメイドCOMオーダーメイド・コムを経由し、クリエーターの津奈サチさんに描いてもらった作品です。利用権は管理人、著作権は津奈サチさん、総合的著作権はオーダーメイド・コムが所有します。
鳴海:よって、無断転載、無断リンクは禁止します。著作権法違反で逮捕されないように。