交通誘導員の出す指示
犬飼:「交通誘導員の出す指示には、法的根拠はない」とこのコーナーでも言ったし、警備業協会の発行する、交通誘導警備にあたる警備員向けの初心者用教科書にも、「交通誘導警備は、相手の自発的協力を得るものである」という一文がある。だがしかし、法的根拠はないといっても危険があるから、予想されるから工事関係者、道路占用者は交通誘導警備の警備員を依頼する。命が惜しければ、愛車を守りたければ、交通誘導員の出す指示をしっかり見極めて、運転することね。
イラストは手旗による合図だけど、誘導棒を使用したときも同じだから。
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1)車線変更、停止予告
赤の手旗か誘導棒を頭上で、左右に振っている場合は、車線変更か停止予告。実際は車線変更のほうが多いけどね。イラストのように矢印板が出ていれば車線変更だし、側方を通過できそうになかったり、対向車が走ってきた場合は停止予告ね。
2)止まれ
1の状態から手旗を降ろし、進路を遮断するように赤の手旗を水平に下ろした場合、これは止まれ。片側相互通行の場合は、反対側から対向車が走ってくる。自分の判断で「もうこないだろう、いないだろう」と勝手に前進すると、まだ残っていた対向車と正面衝突の憂き目に遭うから、注意して。
3)進め
車と水平方向になり、白か緑の手旗を下に降り始めたら、これは進めの合図。片側相互通行の場合は、対向車を完全に行かせたあとで、はじめてこの合図が出るから。
誘導員同士の合図
こちらは、「そろそろ進めに変わるぞ」、「止まれに変わるぞ」といったサインなので、あまり関係ないけど、知っておいたほうが得するので、触れておくと、このイラストでは、ヘルメットを被って白い手旗を持ったほうが、「車両を進めるぞ」という意味で、頭上に手旗を掲げている。これに対し、今まで車を流していたほう、制帽で赤い手旗を持ったほうが「了解、通行を止める」と合図している。市街地では騒音になるので、警笛は使わないことが多いんだけどね。