昭和51年式婦人警察官夏服



昭和51年式婦人警察官夏服
昭和51(1976)年〜平成5(1993)年
モデル:森川あずさ

 冬服編でも触れたように、昭和40年代後半になると、定員の関係から、警察官としての採用を控えていたり、自然減の補充のため、隔年で数人採用する程度だった府県も積極的に婦人警察官を採用します。また、交通課の警察官を事故捜査に回すべく、交通課所属の制服を着た事務職員で、社会問題化した駐車違反をはじめとした交通違反の取締りや、手信号による交通整理など警察官の職務の一部を行うことのできる交通巡視員制度が昭和45年に導入されると、婦人警察官と婦人交通巡視員では制服のデザイン、色が違うという問題が発生し、昭和51年に、婦人警察官・交通巡視員共通の制服が制定されます。
 デザインは、冬服と同じく四つボタン、左胸と両腰に外づけポケット、センタープリーツのタイトスカートですが、男性用と同じく、薄手の素材や、裏地は背中に回っていないものなどになっています。袖章、階級章は男性と同じです。
制服の生地は、「灰み青色」となっていますが、実物は男性と同じく、灰色の強い青です。着用期間は5月1日から10月31日までで、6月1日から9月30日までは、サマースーツ型の盛夏服の着用が許可されています。が、盛夏服が略装なのは男性と同じで、儀式の時には、ネクタイ、白ワイシャツに夏服を着用しなければなりませんでした。
 このイラストでは、婦警さん=交通課という公式の成り立っていた時期なので、左腕には交通腕章を装備しています。