日本国有鉄道 客扱専務車掌、指定駅駅長制服

昭和41(1966)年〜昭和63(1988)年
モデル:大滝啓
昭和41年から昭和63年まで、国鉄末期と民営化後1年使われた、客扱専務車掌、指定駅の駅長の制服です。動力近代化で消えていく蒸気機関車を追って、「ディスカバー・ジャパン」で日本中を旅した乗りテツ、撮りテツの人たちが、特急列車やブルー・トレインを利用したとき「どなた様も乗車券を拝見…」と車内検札に来た客扱専務車掌に、補充券を発券してもらったりで記憶に残っているデザインです。
このタイプを着たのは、観光地、ターミナル駅、県庁所在地など、国鉄が指定した指定駅の駅長と、特急など優等列車に乗務した客扱専務車掌です。駅長は一般駅と同じく、赤帯に金筋2本の駅長帽を被ります。
基本は3つボタンダブルの背広と同じですが、前身頃は四角でぴったりくっつきます。胸ポケットは広く作ってあり、B7版の手帳も入ります。
襟の第1折り返しには、銀色動輪の国鉄記章がつきます。ボタンも銀色で、国鉄の記章になっています。ズボンは市販のものとさほど差はありませんが、右前に時計ポケットがつきます。
支給開始は翌42(1967)年からですが、北は北海道から南は九州まで、全国50万ちかい職員に支給するわけですから、すべてのモデルチェンジが終わったのは、昭和50年代にまでずれこんでいます。また、JRになってからも制服調達の関係から、昭和63年までの1年間、JRの社章を襟につけて着用しています。
このイラストは、客扱専務車掌なので、背景は各種特急に使われた183系を使っています。